受験シーズンが押し迫ってくると、入試の持ち物が気になります。
忘れ物がないように、学校からの連絡事項を探したり調べたり手間がかかりますね。
ゆっくり息を吸って、やさしく息を吐くと少し落ち着きますよ。
入試の持ち物についてです。
当時、私がした準備をまとめました。
あと、持ち物を準備するタイムラインを作りました。
私の方法が正しいわけでも、これで合格できるわけでもありません。
前日まで具体的に何をしていいか困っている方のとっかりになればと思います。
うちはこの方法じゃなくてあっちの方がいいとか、何もないことから考えるよりは想像しやすいのではないかと思います。
プリントを確認
公立の高校入試試験はだいたい3月の上旬です。
子どもの通う学校では一月のはじめ、冬休み明けに進路に関するプリントが配られました。
そこには持ち物、入試前日・当日の注意点、入試手続きについて、そしてトラブルの対応について書いてありました。


このプリントを何度読んだことか。
最初は不安と緊張で、全然頭に入ってきませんでした。
このプリントは試験当日に持たせたかったので、コピーしました。
持ち物のところを拡大して、カレンダーのわきに貼りました。
実際使ったものです。


もう一つ注意が必要なのが、それぞれの高校によって持ち物が違う場合があることです。
合わせて確認が必要です。


受験する高校から配られたプリントです。
内容は
- 日時
- 場所
- 注意事項 などでした。



このプリントを見て、子ども相手の内容ではないと感じました。
「あれとこれを持ってきてね」ではなくて、自分で必要なものを考えて用意するのが前提なんだと思いました。
受験票ですら、受付するときに掲示してねとだけです。
中学校と高校とでは求められているものが違うんだなと実感しました。
それではそれぞれの持ち物を見ていきましょう。
受験票
受験票は必須です。
受付も受験会場の席も受験票が必要になります。
さらに合格発表の際にもいります。
筆記用具
筆記用具は余分に用意しましょう。
消しゴムは二つ持たせました。
事前に筆記用具を確認したら、小さい消しゴムしか入っていませんでした。



まだ使えるからこれでいいの!
ただの汚れた小さな消しゴムにどんな愛着があるのか、私には分かりません



それは試験終わったらまた使おうよ。
この新しいの二つくらい持っていこうよ。
二つ持たせたのは、もし試験中に落としても大丈夫なようにです。
昼食
お昼はお弁当でもコンビニで買ったものでも、お子さんの食べなれたものがいいと思います。
3月はまだ寒いので、温かいお茶を持たせました。
もし緊張してお弁当が食べられなかった時のために、ゼリー飲料も一緒に入れました。
念のため、おしぼり代わりにもなるウエットティッシュを持たせました。
お弁当以外にラムネ、小袋のチョコレート、ベビーチーズを持たせました。
合間に糖分の補給したくなった時用です。
そして、試験が終わって帰るとき甘いものが欲しくなると思ったのです。



過保護かなと思ったんですけど、いろいろ持たせてしまいました
身の回りの物
ハンカチ、ティッシュ、マスク、女の子なので生理用品を持たせました。
私の住んでいるところは雪国なのでカイロも持たせました。
うっかりしやすいのが上履きです。
必要のない学校もあるようですが、上履きの代わりになるものはありません。
前日までに学校から持ち帰ります。



学校の上履きはしっかりした作りなので、かさばります。
なので、やわらかくてコンパクトな上履きを用意しました。
模試の会場などでも必要なことが多かったので、思い切って買いました。
参考書
試験と試験の空いた時間に見るものです。
うちの子は学校で購入した入試用の教材5教科全部持っていきました。
すごい量だと思ったのですが、それで本人が安心できるならと何も言いませんでした。
交通費
交通機関に合わせたICカードがあります。
私も便利なICカードを用意したが、合わせて現金を持たせました。
くずさなくても使えるように、小銭も用意しました。



もし不測の事態が起きても、現金があれば対応できるはず
携帯電話
高校側から禁止されていなかったので、スマホを持たせました。
いざという時の連絡用です。
公衆電話は数が少なくなってきましたからね。
中学校の電話番号を登録させました。
持たせるからには充電の確認です。
会場に入る前に電源を切ることを約束しました。



以前、スマホを持たせているからと油断して、大まかな待ち合わせを千代としました。
千代の用事が終わったら連絡もらうはずでしたが、3時間以上待っても連絡が来ず。
そもそもスマホが充電されていませんでした。
持たせるだけで安心してはダメですね。
用意できるものからそろえる
ものによっては、あらかじめ用意できるものと当日でないと用意できないものがあります。
例えば、交通費は事前に用意できます。
お弁当は当日に詰めます。
あらかじめ用意できるものは時間のある時にした方が、余裕があっていいと思います。
その分、忘れ物を防げそうですしね。
- 受験票
- 身分証明書
- 交通費
- 現金
- 時計
- 靴を入れる袋
- ハンカチ・ティッシュ・マスク
- 生理用品
- お弁当の食材
- 上履き
- 今までに使った教材やノートなど
- 中学校・高校の入試当日の案内
- 筆記用具
入試当日の朝も早く起きて勉強するとのことだったので、予備の筆記用具を使わせました。
なので前の日には、いつも使っている筆記用具はカバンに入れました。
- お弁当
- 飲み物
- 携帯電話
持ち物準備 タイムライン
以上のことを踏まえ、持ち物を用意する予定表を作りました。
あらかじめ用意できるものはまとめておく。
小銭などの現金を用意する。
お弁当の献立を考えて、買い出ししておく。
当日の交通機関の時刻を確認して、当日何時に起きるのか、何時に家を出るのか書き出す。
あらかじめ用意したものを含め、目と手で確認をしながら入れる。
制服の点検。
お弁当をすぐ詰められるように、必要なものを出してまとめておく。
朝ごはんの準備をできるところまで。
目覚ましの確認。
携帯電話の充電をする。
天気予報のチェック。
お弁当・飲み物・携帯電話を入れる。
交通機関がいつも通り動いているか確認。
普段と同じにふるまう。


実際に書いた当日朝の予定表です。
子どもと話し合って決めました。
このメモがあったおかげで、朝はいちいち時間を計算しなくてよかったです。
通信教育のZ会から贈られた小冊子です。
ケアレスミス防止チェックリストや、各教科の重要ポイント、入試の心構えなどが載っています。
小さいながらも、心強かったです。





確認は子ども主導でしました。
いない時、こっそり私も確認しました。
信用していないわけではありません。
ただ、私が安心したいがためです。
おわりに
こうして振り返るだけでも、当時を思い出してドキドキします。
今、受験生を抱えているおうちの方はそこにプラス不安もあるでしょうね。
年度末やら何かと忙しい中、お子さんの受験で大変ですよね。
一つ一つ確認して、乗り越えていきましょう。
きっとうまくいきますよ。