目標にしていた入試試験の日が来ます。
早く起きれましたか。
受験する高校までの道のりは確認済みですね。
忘れ物はありませんね。
特に受験票は大事ですよ。
いよいよここまで来ましたね。
受験生のお子さんを大事に見守ってきたおうちの方、あともう少しです。
さあ、お子さんを送り出しましょう。
入試の朝も普段通りで
予定通り起きたら、朝ごはんをしっかり食べます。
特別は朝ごはんはいりません。
ちゃんと食べれば、体が温まって脳にエネルギーが行きます。
いつも通りでいいというのは、お子さんに応援メッセージは控えた方がいいということです。
お子さんも事の重大さは十分理解しています。
このためにずっとがんばってきました。
そこで励ましの言葉をおうちの方から言われると、プレッシャーになるようです。
なのでそこはグッとこらえて、いつも通り送り出します。
娘の友達が私立の推薦試験を明日受けるとのことでした。
友達はとても緊張していたそうです。
娘はその友達に応援する言葉をかけたかったのですが、どう言おうかとても迷っていました。

がんばれは違う気がするし、いい言葉が思いつかない!
でも何も言わないのはさみしいし。
その気持ち、すごく分かる。
大切なお友達だから、励ましたい気持ち。
友達にどんな言葉をかけるんだろうと、興味を持って見ていました。
すると、「決まった!」と言って携帯電話からメッセージを送っていました。



行って来い!
男前なメッセージだなと思いました。
同じ受験生だから、安易にがんばれとは言えなかったのでしょうね。
わたしは「行って来い!」とは言ったことはないので、いつも通り送り出しました。



いってらっしゃい、気を付けてね。
朝は私も緊張してあたふたして、自分でも頼りない親だなと思いました。
気を付けるのは言葉だけじゃない、態度もでした。
おわりに
受験生のお子さんと送り出すおうちの方は、一対のようで立場は違うようです。
おうちの方としては、我が子を精一杯応援したいものです。
ですが、それを受け取る受験生には重荷になることがあるのですね。



そうなの、いつも応援してるの。
こんなこと言われたら、涙が出ちゃう。
グッと気持ちをこらえていつも通り送り出すのも、おうちの方のつとめなのかもしれませんね。
こんな時こそ深呼吸なのでしょう。
上手くいくといいですね。